SSDを起動ディスクにしたときのwindows7設定変更点

小学5年生でもできるパソコンの組み立てトップSSDを起動ディスクにしたときのwindows7設定変更点

マザーボードとともにHDD(Hard disk drive:ハードディスクドライブ)がクラッシュし、大事なデータがおしゃかになってしまいました。さらにwindowsもなんどかのフリーズにより起動できなくなり、インストールディスクからの修復もできなかったため、OSをインストールするついでに起動ディスクをHDDからSSD(Solid state drive:ソリッドステートドライブ - 不揮発性のフラッシュメモリを記憶媒体としたドライブ)に変更しました(もちろん使えなくなったマザーボードとともに)。で、SSDは読み込みが速いが書き換え回数に制限があり、すなわちそれが寿命になるので、あれこれ作業するうちに消費される書き換え回数寿命を減らすべく、さまざまな設定を変更することにしました。その覚書です。ただ、最近のSSDは出始めのSSDと比べてはるかに寿命が長くなっているようなので、寿命の違いは変更を行わないよりまし程度なのかもしれません。

  1. ページファイルの移動 - スタート→コントロールパネル→システム→システムの詳細設定→パフォーマンス設定→詳細設定→仮想メモリ変更→すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理するのチェックを外す→C:を選択ページングファイルなし設定→別のドライブを選択しシステム管理サイズもしくはカスタムサイズにて設定(windows7はSSDが起動ディスクになった場合、書き込み回数を減らすためにページファイルを極力少なくするようです。この設定変更前もページファイルはありませんでしたが、ページファイルを別のHDDで行うよう設定を変更してもページファイルは作られていません。)
  2. 一時的な作業ファイルの置き場所TEMPフォルダ・TMPフォルダの移動 - スタート→コントロールパネル→システム→システムの詳細設定→環境変数→ユーザーの環境変数TEMPとTMPを削除→システムの環境変数のTEMPとTMPを編集→移動先を設定(例 M:\TEMP)
  3. メールの保存場所を変更 - 例:thunderbird - ツール→アカウント設定→サーバ設定のメールの保存先を設定。
  4. ブラウザのキャッシュ場所の変更 - 例:firefox - firefoxの隠れた詳細を設定できるアドオンのConfiguration Maniaをインストールし、設定でブラウザ→ブラウザのキャッシュ→キャッシュの保存先を設定。
  5. ブラウザのキャッシュ場所の変更 - 例:opera - operaのショートカットもしくはクイックランチアイコン(普段使うアイコン)を右クリックしてプロパティ→リンク先を例 "C:\Program Files (x86)\Opera\launcher.exe" -disk-cache-dir="M:\OpCashe"とする。つまり、 -disk-cache-dir="M:\OpCashe"(""内は任意の保存場所)を付け加える。
  6. ユーザーのさまざまなフォルダをwindows起動ディスクから別のディスクに変更 - ダウンロード・ドキュメント・検索・デスクトップなどのアイコンを右クリック→場所→移動→任意の保存場所に設定変更。
  7. あとは、ホームページ製作関連や画像編集ソフト、画像ビューアなどのキャッシュを変更。

ちなみにfirefoxで、間違えた不要な設定名を設定してしまった場合の消去法は、間違えた設定名を右クリックし→リセットでfirefoxを再起動で完了。

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