メモリをマザーボードに取り付ける

小学5年生でもできるパソコンの組み立てトップメモリをマザーボードに取り付ける

続いてメモリの取り付けです。最近はデュアルチャンネル対応のマザーボードがほとんどで、1枚のメモリを使ったときより1.5倍の転送スピードにしてくれるうれしい機能ですので使わない手はありません。選ぶときは、もちろんマザーボードが対応している種類でないといけませんが、同じメーカーの同じ性能の同じ型番の同一ロットの連番を選びましょう。デュアルチャンネル対応として2つパックで売られてもあります。金色の接触部分を触らないようにしましょう。

サムスンメモリDDR2PC6400の2GBが2枚

取り付けは、簡単。2枚のメモリを並べて挿すだけです。メモリを挿すマザーボードの部分をメモリスロットと呼びますが、ほとんどの場合、CPUに近い側から使われています。写真でいえば黄色2個のスロット同士、赤色のスロット同士がそれぞれのデュアルチャンネルとして使用され、ひとつ飛ばしでメモリを挿してもデュアルチャンネルとしては機能しません。

CPUとCPUファンを取り付けた後のマザーボード←取り付けたCPUのすぐ横にあるメモリスロット

両端の爪を開き、メモリを挿し込むのですが、メモリには向きがあり、間違った向きにさせないよう、切込みが入れてあります。そのため、きちんとした向きでないと入らないようになっていますので、差し込めた場合は、心配しなくて大丈夫です。強く差し込むと、カチッという音とともに開いた爪が元に閉じ、固定されたのがわかります。2枚あるうちの、どちらから挿してもいいです。

2枚のDDR2メモリをデュアルチャンネル対応のマザーボードに取り付けた←メモリを2枚挿したところ。爪が完全に閉じ、メモリの切れ込みにしっかりと固定されています。

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