2008/7/9 8台目のパソコンを自作。内容は以下のとおり。
発熱を抑えたPCで、ホームページ作成・画像処理用として仕事のメインマシンとして使用。そのため、ウィンドウズビスタでは搭載限界の4GBのメモリを搭載し、デュアルコアCPUで処理の高速化を図り、快適な?仕事環境を構築した。 合計 \159,129
搭載可能CPUはソケット AM2+/AM2 プロセッサー。
ハイパートランスポートバスは5200/2000 MT/s。
ノースブリッジにAMD 780G、サウスブリッジにAMD SB700のチップセット。
メモリは1.8V DDR2 DIMM ソケットを4枚、計16GBまで。2枚挿しのデュアルチャンネルに対応。DDR2 1066/800/667MHz メモリモジュールに対応。
128MB DDR3のビデオ専用メモリを搭載。
オーディオはリアルテックALC889Aを搭載。High Definition Audio。2/4/5.1/7.1チャンネル。ドルビーホームシアター、S/PDIFイン・アウト、CDインに対応。
ランはリアルテック8111Cチップ搭載で、10/100/1000Mbit転送に対応。
PCIエクスプレスATI Hybryd CrossFireXとPCI Express2.0スタンダードに対応した*16スロットがひとつ、PCIエクスプレススロットがひとつ、PCIスロットがふたつ。
ATA133/100/66/33に対応したIDEコネクターがひとつ2つのIDEデバイスを接続可。
T.I. TSB43AB23チップ搭載でバックパネルにひとつとブラケットにひとつの計2つのIEEE1394aを接続できる。
バックパネルに4、ブラケットに8、計12のUSB2.0/1.1を接続可。
コネクターは以下の通り。
背面コネクターは以下の通り。
I/OコントローラーにはiTE IT8718チップ。
ハードウェア監視はシステムボルテージ、CPU/システム温度、CPUとシステムファン速度、CPUオーバーヒート、CPUとシステムファン異常、CPUとシステムファン速度調整。
BIOSは8MbitフラッシュBIOSをふたつのデュアルバイアスでAWARD BIOS仕様。PnP1.0a、DMI2.0、SM BIOS2.4、ACPI1.0b。
ギガバイトオリジナルの機能として、@BIOS、ダウンロードセンター、Q-Flash、Easy Tune、Xpress Recoverry2、Virtual Dual BIOSをサポート。
ノートンインターネットセキュリティをOEM版として同梱。
マイクロソフトのウィンドウズ ビスタとXPに対応。(windows2000でもXP用のドライバがインストールに選ばれるようだが、まともに動くかどうかは不明。サービスパック4でないとインストールされないドライバがある。特にビデオドライバが問題。インストールがまともに終わらなかった。)
マイクロATXのフォームファクターで24.4×24.4cmの大きさ。
AMDから780Gチップセットがでてからほしいと思っていた矢先、ギガバイトからLFBつきのマザーが発売されたため決定。SATAの片方のコネクタがL字に曲がっているコードと、普通のSATAコード、IDEケーブルとフロッピーディスクケーブルが添付されていた。ハードディスクとDVDをひとつずつつけるのであれば、普通のSATAケーブル1本を組み立て前に購入していたほうが無難。
稼働中は780Gチップセットがかなり熱くなっている。こんなに熱くなるようなら、でかいヒートシンクよりもファンつきで発売してほしかった。780Gチップセットを冷やすためと、ハードディスクの冷却を考え、前面ファンを検討中。
安くてそこそこ高性能で発熱が低いタイプにはドンピシャ。今から暑い夏を迎えるため、低発熱を心がけたい(現在7月はじめ)。リテール版はバルク(工場出荷仕様)と比べてCPUファンがつくかつかないか。最近のCPUファンはよく知らないので、リテール版で純正ファン付きとした。最近の純正ファンは、昔と比べてそんなにうるさくないので、問題なし。
メモリは何をするにしても極めて重要であるため、最も信頼性が高いと思われるメモリを使いたい。当時、サムスンメモリは信頼性が高く、ほぼすべてのマザーボードメーカーの動作テストで使われる世界標準ともいえるメモリだったらしいです。
SATA接続のDVD-ROMを選択するのに、種類がなかったため、たまたまあったのがこれ。特に求めて選んだわけではない。添付されるソフトウェアも、すでに持っているため必要なかったが、これしかなかった状態なのでしようがない。DVD-ROMは昔からバルクを購入している。
昔はミドルタワーのケースを拡張性のために選んでいたが、前回の組み立てから、microATXが取り扱いの面で優れているため、コンパクト化しmicroATXを採用している。私の選びどころはリアのファンに12cmがつけれるかどうか。電源は別売のタイプがほしかったが、種類を探すのに手間だったため、とりあえずリア12cmファンが取り付け可能なケースとして候補に挙がり、店舗で発見したためすぐに購入した。サイドパネルが手で回せる頭の大きいねじがついていたのは、親切心を感じた。電源のSATAへの接続端子がふたつ、お互いの距離がそんなに長くないので、SATA電源コネクタへの変換ケーブルがあると便利(そんなものあるのか?)←ありました。
今回最も頭を悩ませたのがモニターである。今までは、格安ディスプレーから三菱の中級までいろいろ使用していたが、ほぼ一日パソコンの前に座っているため、目が疲れないことと、色の再現性が高い標準モニターともいうべきディスプレーをあたっていた。予算は限られているが、その中では最もディスプレーに比重を高めようと思っていた。候補はやはり使い込んでいる三菱のダイヤモンドクリスタのディスプレーだったが、発色がきれいよりも再現性を求めたことで、ナナオになった。昔、デザイナーの友人から、ナナオはサムスンの液晶パネルを採用しているため、サムスンの高いのを買えばいいと、アドバイスをもらっていたが、やはりメーカー保障5年は捨てがたい。なにせ、1年保障の安ディスプレーが1年ちょっとで壊れて見えなくなったとき、パネルを取り替えないと直らないので、買い換えたほうが安いといわれた経験をしているためだ。デオデオで購入したため、メーカーダイレクトよりも少し安いがパソコンパーツ店よりも少し高い。デオデオで買うメリットは壊れたときにはデオデオへもっていけば対応してくれること。
本来なら使い慣れているウインドウズ2000を使いたかったが、購入前のマザーボード情報では、XPとビスタにしかドライバがないことまでしか調べられなかったため、ビスタのプレミアムを選択。4段階あるビスタだが、なにがいいのか不明だが、そんなに高機能は求めないが、とりあえず選択した。もちろん32ビット版しか店頭では購入できない。アップグレード版を選んだが、今では、製品版を選んだほうがよかったと後悔している。というのも、アップデート版はすでにウィンドウズが入っているパソコンにしかインストールできないからだ。必要なのはウィンドウズ2000かXP。そのため、ハードディスクの故障などで新規にインストールする場合、前のウィンドウズをインストールしてからでないとアップデートできない。それまでは、アップデート対象になるウィンドウズのCDを新たにインストールしている途中に差し込むだけで可能だったものが、ウィンドウズ2000をサービスパック3からサービスパック4へバージョンアップした後でないと、ビスタをインストールできないようになっている。大変だ。次のオペレーティングシステムからは、少々高くても製品版を買おう。ビスタはウィンドウズMEに匹敵する駄作だともいわれているが、ドライバ非対応のウィンドウズ2000がつかえないとなると、わたしにとってXPも使いにくいので、最終的にビスタをチョイス。
ハードディスクは消耗品である。使用温度が高いと、寿命が縮まる。しかし、ハードディスクは重要なデータを記憶する装置なので、箱買い(パッケージ製品版)をしている。パソコンショップよりは少し高いが、デオデオでは箱買いすると、5年保障がついてくる。5年以内に壊れたら、新しいのと取り替えてくれるのだ。バルクで半値くらいのハードディスクがあたりまえのように売られているが、箱買い5年保障がつくため、絶対、デオデオで買うようにしている。バッファローの中身はウエスタンデジタル製のハードディスクだった。日立製のだと思っていたのに。ま、いっか。
ハードディスクと780Gチップセットが結構熱くなるので、ケースファンを購入。ケースに付属していたファンをフロントに回し、リアのファンにオウルテック製ファンを取り付ける。元からついていたケースファンと比べると、ぜんぜん風量が違う。このままでは、ハードディスクの寿命を縮めることになったかもしれなかったとホッとしている。
今回のパーツを下調べしているうちに見つけたギガバイトのi-RAM(BOX版)が欲しくなっている。『i-RAM』は、転送の早い物理メモリを載せたハードディスクもどきの記憶装置だと思えばいい。メモリは1GB×4とすれば4万円ぐらいで収まりそう。巨大画像の処理に時間がかかるようであれば、スワップファイルやアプリケーションの一時作業領域をi-RAM上に置けば、非常に快適な環境になるだろうと思われる。